石川りょうの県政ビジョン

石川りょうの県政ビジョン

01. 開かれた県政

【りょうCaféの様子】

地域における議員の最大の仕事は民意の反映。つまり、県民の皆さまの声を聴いて県政に反映させることです。私は船橋市議会議員時代、積極的に市民対話と現場視察を重ねてきました。対面とオンライン(Zoom)による定期的な意見交換会(りょうCafé)を開催して市民の皆さまの声を聴き、平日は毎朝の駅頭活動を通して市政報告をお配りし、さらに、SNSなどでの発信とやり取りも続けてきました。また、市民の皆さまからお声がけをいただければ市内のどこにでも伺って直接お話をお聞きし、ご要望があれば実際に現地に赴き自分の目で確認してきました。これらの活動は私の政治家としての原点であり、今後も継続していくことをお約束します。

【駅頭活動の様子】

02. 是々非々の県政

【一般質問の様子】

議会における議員の最大の仕事は議案審査と議決です。これまでの千葉県議会は、知事との馴れ合いの中で、議案に対し、大した質疑をすることもなく盲目的に全議案に賛成しています。それでは議会の役割は果たせません。石川りょうは全ての議案に対し、データなどのエビデンスに基づき、県民のためになるか否かという視点から、是々非々で向き合うことをお約束します。特に、県民の皆さまからお預かりしている大切な税金の使い道である予算と決算の審査に力を入れます。船橋市議会議員時代に自治体財政を専門分野として培ってきた経験を活かし、千葉県の財政運営をしっかりチェックし、未来のための行財政改革を進めます。

03. 子育て支援と教育

船橋市議会議員時代には文教委員会に所属しており、子育て支援と教育には特段の思い入れと専門性があります。少子高齢化が深刻な我が国にとって、子育て支援と教育は一丁目一番地の政策だと考えています。

【議会出前講座の様子】

1. 子ども医療費について

現在中学3年生までとなっている入院医療費の助成対象を高校生まで拡充すること、また、現在小学3年生までとなっている通院・調剤についても同様に拡充することを目指します 。

2. 学校給食の無償化について

第3子以降の無償化は実現しましたが、それ以上(第2子、第1子)の拡 充が財政的に可能なのか、政策効果は十分にあるのかなど、具体的に検討します。

【オンライン授業】

3. 待機児童対策について

保育所・放課後児童クラブ(放課後ルーム)の職員確保と処遇改善に取り組みます。

4. GIGAスクール構想について

千葉県は全国的に見ると遅れています。まずはハードの面で、県立高校 への1人1台学習者用コンピュータ端末や電子黒板の整備など、最先端のICTを活用した教育を充実させるとともに、ソフトの面でも、主体的・対話的で深い学び(アクティブラーニング)を推進します 。

5. 不登校の問題について

スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーの増員や常勤化を目指 し、子どもたちの心のケアや学校復帰のための支援をすることはもちろんですが、適応指導教室やフリ ースクール、そして、千葉県内にはまだ1校もない不登校特例校(児童生徒の事情に合わせて、授業時 間や学習内容を調整できる学校)などの新たな受け皿の拡充や支援を図ります。

6. 部活動の地域移行化について

教員の負担軽減はもちろん、児童生徒が専門的な指導を受けられる環 境を整えるために、地域や民間などの力を結集して推進します。

7. ブラック校則について

児童生徒と教職員との話し合いによる民主的なプロセスを通じて、時代に合致した内容に改正していくよう促します。

04. 医療と福祉

【健康福祉委員】

船橋市議会議員時代には健康福祉委員長を務め、医療や福祉の分野にも強い思い入れをもって専門性を培ってきました。この分野の予算(民生費)は、国でも都道府県でも市町村でも、年々増加が著しく、我が国が抱える最大の課題の一つであると認識しています。

1. コロナ対策について

 コロナ対策は待ったなしです。保健所を独自にもつ船橋市と千葉県との連携を強化。また、病床確保にあたっては、医師・看護師などの人的リソースの確保にも全力を尽くします。

2. 船橋市立医療センターについて

 船橋市立医療センターは、人口約110万人の東葛南部地域を支える三次救急病院として、近隣市の救急患者を多数受け入れているにもかかわらず、船橋市単独での経営を余儀なくされています。千葉県にはその点を強く認識してもらい、支援や補助の実現に向けて働きかけを行います。

【医療センター】

3. 介護や障がい福祉分野の人材不足について

 介護や障がい福祉分野の人材不足は今後さらに深刻化します。そうなってしまう前に、就労環境の整備や処遇改善など、人材の維持・確保のためのさらなる方策の推進と積極的な財政支援を主張し ます。

4. 高齢者福祉について

 高齢者福祉について、地域包括ケアの推進、介護施設の整備、認知症とその家族を支える施策などに力を入れます。

5. 社会問題について

 8050問題、引きこもり、ヤングケアラー、自殺対策などの社会問題にも積極的に取り組みます。

6. 動物行政について

 動物行政について、犬猫の殺処分ゼロを目指し、飼い主の適正飼養に向けた取り組みの強化を推進します。また、大規模災害時のペット同行避難の受け入れ態勢の強化を図ります。

05. 千葉県の魅力向上と発信

※大山千枚田】

 船橋市議会議員時代、それまであまり行ったことのなかった千葉県内の名所や観光地へたくさん足を運ぶように努めました。その中で感じたことは、千葉県は首都圏に位置しながらも、海や山など豊かな自然環境に恵まれており、風光明媚はもちろん、食事は美味しく、アクティビティも楽しいということでした。さらに、大規模な商業施設や有名なレジャー施設を有し、大きなビジネス街も抱えています。何でもある日本の縮図だと感じました。我々船橋市民は、ついつい東京をはじめとした西に目を向けることが多いです(私もそうでした)。しかし、このように数多くのポテンシャルや宝を有する千葉の魅力をさらに高め、それらを積極的に発信することにより、千葉県への関心を高めたいと考えています。あわせて、人やモノの交流拡大を図り、さらなる発展を目指したいと思います。

【三番瀬の保全】

1. 交通インフラについて

 船橋市の小室を通る北千葉道路の早期整備と、南部を通る予定の第2湾岸道路構想の促進を図ります。また、東葉高速線と北総鉄道の高運賃問題に積極的に取り組みます。

2. 自然保護について

 貴重な干潟である三番瀬の環境保全に取り組みます。また、喫緊の課題である東京湾の青潮対策にも取り組みます。

3. 農業・漁業について

 県産農林水産物については千(地)産千(地)消の推進を図るとともに、「船橋の梨」や「船橋の瞬〆スズキ」などに倣った農林水産品のブランド化を進めます。また、両産業の課題である後継者育成などに取り組みます。

4. 多様な働き方の実現について

 人々の価値観や生活が多様化するとともに、「新しい生活様式」への 対応など、働き方にも変化が生じている中、自身のライフスタイルに合わせてそれぞれの意欲と能力を生かして働くことができる職場環境の整備を推進します。

【高瀬下水処理場上部運動広場(タカスポ)】

5. スポーツ振興について

 千葉県はサッカー、野球、バスケットボールなど多くのプロチームが所在するスポーツの盛んな県です。これらプロチームと行政との協同の催し物や指導教室などの開催を通じてさらなるスポーツ振興を図ります。そのための公園や広場などスポーツ環境の整備にも尽力します 。また、全ての人が楽しみながら社会参加できる障がい者スポーツの振興にもフォーカスを当てます。

6. インバウンド促進について

千葉県の誇る自然や名所、食事、集客施設などの魅力を積極的に国内外にアピールします。