令和３年の千葉県知事選挙で、特定政党の支持を受けない熊谷俊人知事が誕生しました。
それまでの千葉県政は、国政与党系の議員が大多数を占める県議会と知事との蜜月関係により、緊張感に欠けると言わざるを得ないものでした。
都道府県政は国政とは異なり、市政と同様、首長（知事）も議員（県議）もそれぞれ住民から選挙で直接選ばれる二元代表制です。したがって、知事と議会とは対等な関係であり、両者は相互に監視し合い、適度な緊張関係をもって、県民の福祉増進という共通の目的のために職務にあたるべきものです。
　いま、千葉県政は「県民党」を掲げる知事に代わったことで、その本来の姿を取り戻しつつあります。今こそ、千葉県議会も国政政党本位ではなく、真に県民の福祉の向上のために働く議会に変わるべきです。
　石川りょうは、どの国政政党にも所属しておらず、党利党略ではなく、是々非々の姿勢で県民のために働く千葉県政を実現します。

　私は船橋市議会議員２期８年の経験の中で、市民の皆さまから市政に関するたくさんのご意見やご要望をいただき、それらを実現するためにがむしゃらに取り組んできました。しかし、①渋滞解消や歩道整備などの県道の問題、②信号や横断歩道設置などの千葉県警察の問題、③海老川や飯山満川の治水対策など、県が管理する二級河川の問題、④不足する小中学校の教員配置の問題など、船橋市に関する課題なのに、千葉県の所管であるため、市では直接手を下せず、市民の皆さまのお役に立てないという歯がゆい思いを何度もしてきました。
　私はこれからも船橋市のために働きたいと思っています。市議会に残って尽力するという道もありました。しかし、幸運なことに、私には船橋市議会で連携してくれる仲間がいます。さらに、船橋市役所職員の中にも多くの人脈を築いてきました。船橋市が所管することは、これからも彼らと協力して実現していきます。そして、私自身は千葉県が所管することを実現していくという決意をいたしました。
　今後も引き続き、船橋市のことでも、千葉県のことでも、何でもご遠慮なく私に相談してください。これからは、千葉県のことも船橋市のことも一体的に取り組める「二刀流」議員を目指します！